高校入試事情 2018年総括編
- 2018年03月02日
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- カテゴリ:
- 中学生受験情報
都立高校の学力検査が終わり、本年度の高校入試が一通り終わりました。
そこで、今年のトレンドについて考えたいと思います。
そこで、今年のトレンドについて考えたいと思います。
今年度の入試は、小池都知事のお話しから出た『私立高校 学費軽減制度』の影響と、センター試験改革元年に当たる学年という二つの大きなファクターがありました。
前者の『私立高校 学費軽減制度』においては、都立中堅校の受験層に大きく影響を与えたといえます。たとえば、大塚ゼミナール近隣の都立高校では、高島高校・飛鳥高校・板橋有徳高校で大きく倍率を下げました。特に飛鳥高校の定員に対する充足率は、驚きでした。(但し、来年度に関しては、振れ戻しが想定されますので易化が続くと安易に考えるのは危険です。)恐らく、例年であれば都立高校を第一志望にしていた生徒が、私立中堅校に流入したと考えられます。桜丘高校・国学院高校をはじめとする中堅高校帯では、受験者増になっています。
後者のセンター試験改革元年の話題ですが、GMARCHと呼ばれる有名私大付属群や日東駒専といった誰もが知っている付属校の倍率が跳ね上がりました。これは、まだまだセンター試験改革に対する情報量の少なさと先行きの不安が影響していると考えられます。
また、根強い共学志向が進んでいるため比較的男女別学の学校群では合格しやすかったのではないでしょうか。
後者のセンター試験改革元年の話題ですが、GMARCHと呼ばれる有名私大付属群や日東駒専といった誰もが知っている付属校の倍率が跳ね上がりました。これは、まだまだセンター試験改革に対する情報量の少なさと先行きの不安が影響していると考えられます。
また、根強い共学志向が進んでいるため比較的男女別学の学校群では合格しやすかったのではないでしょうか。
次年度以降もこれら二つのファクターの影響は必至といえます。しっかりと情報収集と進路分析のうえ志望校を決定することをお勧めいたします。